単元未満株とは株式を1株単位で購入できる制度です。
SBI証券:S株
auカブコム証券:プチ株
マネックス証券:ワン株
と証券会社によって名称は異なりますが、システム的にはほぼ同じです。
メリット
①最小限の資金で投資が可能
通常日本株は1単元(基本100株単位)からしか投資ができない制度です。
仮に1株500円であっても、500円×100株=5万円が投資の最低資金となります。これが任天堂(TYO: 7974)など、1株が何万円もするような銘柄であったなら、その最低資金は100万をはるかに超え、我々のような素人個人投資家には手が出しづらくなってしまいます。
単元未満株であれば、5万円の株を1株だけ購入することも可能となり、市場のほぼすべての銘柄を選択の余地に入れることができます。
②リスク分散
上記①のメリットからの派生ですが、市場のほぼすべての銘柄を選択の余地に入れることができることから、様々な銘柄を少しだけつまみ食いし、暴落リスクを分散することができます。「予算は30万円しかないけど、国内のいろいろな高配当株に投資したいなー」って時にも最適です。
③本気投資の予行演習
未来において、資金ができたとき、いきなり数百万円も一気に投資するのは不安ですよね?
本格的な投資の前に単元未満株で株取引の雰囲気を味わい、失敗や成功を繰り返して経験値をためましょう。単元未満株であれば成功しても大きなリターンはありませんが、リスクも少ないので経験値稼ぎに最適です。
デメリット
①注文時間、約定のタイミング、価格が固定となっている。
単元未満株でない通常取引であれば、1株1000円で購入した株を、その日の始値が1000円、終値が900円であっても取引時間中に高値1500円を付ければ、理論上500円×100株=5万円の利益(所得税は考慮せず)を得ることができます。
しかし単元未満株だと、購入・売却ともに前場始値や当日終値など、開始時点や終了時点の値段でしか取引できません。この注文時間、約定のタイミング、価格は証券会社によって若干差異がありますので、単元未満株を扱っている各証券会社(SBI証券、auカブコム証券、マネックス証券)を見比べてから選ぶと良いでしょう。
②手数料がバカにならない
これが一番のデメリットです・・・
単元未満株を購入すると必ず手数料が発生します。
その額0.5%(最低額は証券会社によって若干異なりますが、どこも約50円)!
数字で見ると少なく感じますが、ここで一度計算してみましょう。
- 例1)1株100円を10株購入すると・・・
約定代金1000円×0.5%=5円→最低額50円に引き上げ
よって1050円で購入することになります。取得した10株で割ると実質1株当たり105円ですね。
そうすると、少なくとも購入時点より5%以上(5円以上)値上がりしないと、その時点で含み損となります。
株の世界では5%の値上がりって滅多にないことなんです・・・
もう意味ないじゃん!!!
- 例2)1株5万円を2株購入すると・・・
約定代金10万円×0.5%=500円
よって10万500円で購入することになります。取得した2株で割ると実質1株当たり5万250円ですね。
そうすると、少なくとも購入時点より0.5%以上(250円以上)値上がりしないと、その時点で含み損となります。
0.5%以上の値上がりはよくあることではありますが、単元株で勝負してる金持ち投資家にはすでに0.5%分負けてるってことですから・・・
ウサイン・ボルトと競争するのに5m後ろからスタートするようなもんです・・・
もう意味ないじゃん!!!!!!
救世主たるSBIネオモバイル
金持ちが金を稼ぐ世の中じゃないか!ふざけるな!
って思うのはまだ早いです。
SBIネオモバイルの登場です。
SBIネオモバイルはTポイント投資や少額投資をプッシュしてますが、一番のメリットは手数料が月額制というところです!
月50万円までの取引であれば月額212円で、しかも毎月200円分のTポイントがもらえてそれを投資に回すと実質12円!!!
ほぼ無料じゃん!!!
SBIネオモバイルを使えば上記の②のデメリットはほぼ消滅します。
以上からのまとめ
メリット
①最小限の資金で投資が可能
②リスク分散
③本気投資の予行演習
デメリット
①注文時間、約定のタイミング、価格が固定となっている。
②手数料がバカにならない(SBIネオモバイルを使えばほぼ消滅)
結論
単元未満株やるなら「SBIネオモバイル」一択!!!
以上です。
今後ともよろしくお願いいたします。
syz
コメント